<F1:第13戦ベルギーGP>◇予選◇28日◇スパ・フランコルシャン
角田裕毅(アルファタウリ)は第8戦スペインGP以来のQ1突破を果たし、Q2の難しいコンディションの中で11番手タイムを記録した。
スパ・フランコルシャンはアルファタウリのマシン特性に合っていないと思われていただけに、予選11位というのは予想外だったと角田は語る。しかし後続車は角田よりさらに路面が乾いた有利な状態でアタックを行っており、もっとうまくやれたという思いもあるようだ。
「正直言って、この結果は予想していませんでいた。自分の置かれた状況の中で良いアタックラップが決められましたし、全体的に悪くなかったと思います。でもほとんどのクルマが僕の後ろでアタックしていてもっとドライラインを使えたというのもあったので、ちょっと複雑な気分です」
路面が徐々に乾いていく中で、角田はまだドライタイヤに交換するのは早すぎると感じたが、チームは周囲のマシンを見て交換を決断した。結果的にこれが正解だったが、もっと早くその決定を下していればより良いコンディションで最終アタックを迎えることもできたと角田は悔しがる。
「僕はドライタイヤで行けると思っていなかったので、ドライタイヤを履かせてくれたチームに感謝ですね。それ自体は正しい判断だったと思いますけど、もう少し情報のやりとりを緊密にやっていればもう少し早くソフトに履き替えることができたかもしれません」
土曜はスプリントシュートアウトで再び予選アタックを行い、午後のスプリントレースに臨む。角田はアスコシ高速コーナーの連続するスパ・フランコルシャンをドライコンディションで存分に走りたいたいと笑顔を見せた。
「今日は完全なドライではなかったですし、明日はドライになればその方がエンジョイできるのでうれしいです。ここはソフトタイヤで走ればほとんどのコーナーが走っていて楽しいですからね」
(米家峰起通信員)