<バドミントン:ジャパン・オープン(OP)>◇第5日◇29日◇東京・国立代々木競技場◇女子ダブルス準決勝
21年東京オリンピック(五輪)代表の“フクヒロペア”こと福島由紀(30)広田彩花(28=丸杉)組が、世界ランキング1位の中国ペアにストレート負けを喫した。
同4位の2人は、19-21、18-21で陳清晨、賈一凡組(中国)に敗北。福島は「1ゲーム目が勝負だった」と振り返りながら、「ラリーをしている時は通用した」と前を向いた。
一進一退の攻防が続いた第1ゲーム(G)は中盤まで競るも、16-16から3連続失点し、引き離された。第2Gも角度のあるスマッシュに苦戦。序盤の7点差が響き、追い上げも実らなかった。広田は「(中国ペアは)崩れが少ない。カットの精度も良い」と相手をたたえた。
攻守で差を見せつけられたが、福島は「あれだけ決められて、18点、19点は取れている」とポジティブに受け止めた。「全然チャンスはあったかな。それが何かと言われると、企業秘密!」と一笑。内容は明かさなかったが、勝利へのヒントを見いだしたという。
昨年は国内大会への出場がなかったが、久々に日本のファンの前でプレー。今大会4試合目となった準決勝も、得点を奪うたびに大歓声が響いた。福島は「声援が力になって自分たちも最後まで諦めずに戦えた」と笑顔で感謝した。
2人は8月下旬に世界選手権(21~28日、デンマーク)に臨む。17年から3大会連続で銀メダルを獲得したが、第2シードで迎えた昨年はケガで棄権した。「久しぶりの世界選手権なので楽しみたい」と福島。広田も「内容にこだわれば、結果もついてくると思う。しっかり自分の課題と向き合って練習していきたい」と3週間後に迫る大舞台を見据えた。【藤塚大輔】