【F1】角田裕毅スプリントレース18位「とにかく僕はポイントが必要」決勝に気持ち切り替え

角田裕毅(2022年10月6日撮影)

<F1:第13戦ベルギーGP>◇スプリントレース◇29日◇スパ・フランコルシャン

角田裕毅(アルファタウリ)にとっては忍耐のレースになった。

予選にあたるスプリントシュートアウトでアタックラップをまとめきれず16位に終わり、後方スタート。豪雨からのセーフティーカー先導スタートとなり、多くのマシンがタイヤ交換のためピットになだれ込む中で角田は、11位を走る僚友ダニエル・リカルドを優先すべくピットストップを1周遅らせ、これで2つ順位を下げた。最下位に転落したまま浮上できず18位でレースを終えた。

「今日は(シュートアウトでの)自分のミスで後方スタートになりましたし、これだけ短いレースなので前にいるダニエル(・リカルド)を優先するのは当然だと思います。彼の方がポイント獲得のチャンスが大きいのは明らかでしたから。なのであの戦略は問題ないと思います」

角田自身は日曜の決勝で11番グリッドを獲得している。そのため後方スタートのスプリントではリスクを冒さず、決勝レースを最優先とすることを念頭にレースを戦ったという。リスタート時には突然リアタイヤがロックしてスピンを喫したが、幸い接触は避けることができた。

「今日のレースはマシンにダメージを与えずに持ち帰り、明日のレースできちんと走れるようにすることでした。でもマシンがすごく変な感じで大きくリアロックし、僕としては全く何もコントロールすることができなくて、他のクルマに突っ込みそうになってしまいました。そういう最悪の事態にならなくて良かったですが、最後までずっとリアグリップがものすごくプアで変なフィーリングでした」

日曜の決勝では4月の第4戦アゼルバイジャンGPを最後に遠ざかっているポイント獲得を果たしたいと意気込みを語った。

「今日クルマに何が起きていたのかをしっかりチェックして、明日に向けて集中し直したいと思います。11番グリッドからスタートできるのは良いですし、とにかく僕はポイントが必要なんです。アゼルバイジャン以来ポイントがとれていないので、夏休み前にポイントをとっておきたいんです」

(米家峰起通信員)