【フィギュア】山本草太、今季初戦げんさん3位「さらにレベルアップ」新プログラムに収穫と課題

男子フリーで演技する山本(撮影・前田充)

<フィギュアスケート:げんさんサマーカップ>◇第3日◇13日◇滋賀県立アイスアリーナ◇男子フリー

昨季のグランプリ(GP)ファイナル銀メダルの山本草太(23=中京大)が合計237・40点で3位となった。「まだまだ万全の状態ではなかった」と冷静に振り返った。

今季はSP、フリーともにプログラムを一新。新境地となるSP「カメレオン」では曲調とダイナミックな動きをマッチさせ、91・98点で首位に立った。

一方で、フリー曲「エクソジェネシス交響曲第3番」ではジャンプが乱れた。冒頭の4回転サルコーこそ決めたが、その後は4回転トーループで転倒、トリプルアクセル(3回転半)もシングルになった。「ショートと比べて不安要素があったフリープログラムだった。途中で集中が切れてしまった」と反省の言葉が並んだ。

昨季はGPファイナルと世界選手権に初出場。ただ、年末の全日本選手権は5位、世界選手権は15位だった。「全日本選手権と世界選手権でまたリベンジができるように」と意気込む今季初戦は、収穫と課題がはっきりした。

「ここからさらにレベルアップを求めて頑張って練習していきたい。途切れさせないようなプログラムをここから作っていけたら」

自らに言い聞かせるような口調で、本格化していくシーズンを見据えた。