アーティスティックスイミング(AS)ソロで世界選手権2大会連続2冠の乾友紀子(32=井村ク)が19日、大阪市内で井村雅代コーチ(73)とともにトークイベントに参加した。
乾は、7月の世界選手権福岡大会でソロのテクニカルルーティン(TR)、フリールーティン(FR)で金メダル。FRの表彰式で日の丸が上がった時に、涙を流した。
「(22年)ブダペスト(世界選手権)の優勝は表彰台の真ん中に立つのが初めてで、そわそわした。『私でいいのかしら?』と。今年はここ(表彰台の真ん中)を狙って、立った。日本で君が代を流せた。思わずグッときました」。
井村コーチは、ソロFR決勝の演技について「本当はもうちょっとできた。下手でした。でも本当のベストパフォーマンスじゃなくても、勝てるように仕上げる。(演技の出来が)目減りしても勝てた。それは実力がついたということです」と、愛弟子をほめた。
乾は、ASの採点基準が大幅に変更されてから開催された初めての同福岡大会で2冠を達成していた。