【ボクシング】新潟の設楽悠晃「リラックスしてやるだけ」北信越国体少年の部ミドル級で優勝狙う

マスボクシングで調整する設楽

鹿児島国体(10月)の予選を兼ねた北信越国体ボクシング(25~27日、新潟市)、少年の部ミドル級で新潟の設楽悠晃(巻総合3年)が優勝を狙う。

少年の部で国体出場権を得るのは各階級で獲得した得点の総合得点(順位)の上位2県。新潟は37大会連続出場中も今回は他県の追い上げで苦戦が予想され、7月のインターハイで初の8強入りし、勢いに乗る設楽がカギを握る。

設楽は「(インターハイ)8強はうれしいが、もっと勝って優勝したかった。国体では全国制覇を狙う」と目標を掲げる。国体出場が懸かる北信越は「気を抜かずに1つ1つ勝つ」。2月の全国選抜北信越予選、6月の北信越総体で優勝と地区では無敵だが、気持ちに隙はない。

北信越に臨む県勢は5人。全国選抜、インターハイのウエルター級を制した川村萌斗(新潟・開志学園3年)は1階級下のライトウエルター級に出場し、ほかの3階級は1、2年生。絶対王者と未知数の下級生の中、設楽の結果が重要になる。

少年の部で新潟は84年奈良国体から、予選免除だった09年新潟国体を含め、37大会連続出場中(20、21年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止)。ただ、福井、石川がレベルアップ。6月の北信越総体で新潟が制したのは2階級にとどまり、福井に並ばれた。開志学園監督で新潟県連盟の仁多見史隆副理事長(48)は「1位から3位まである」と言う。そんな状況でも設楽は「リラックスしてやるだけ」と言う。接近戦を磨き、実力がついたことはインターハイで証明した。最良の結果につなげる自信はある。【斎藤慎一郎】

 

◆設楽悠晃(しだら・ちから)2006年(平18)3月29日生まれ、新潟市出身。潟東中ではバスケットボール部所属で、巻総合高でボクシングを始める。3月の全国選抜大会に出場。175センチ。右ファイター。

 

◆ボクシングの国体出場条件 北信越地区の出場枠は少年、成年男子は2県、成年女子は1県。全カテゴリーで1階級に県1人出場で、少年、成年男子は全8階級で最大5階級にエントリーできる。得点は各階級とも優勝8点、準優勝6点、3位4点。得点の合計で総合順位を決定する。