【フィギュア】“かなだい”アフリカのカラフル衣装で新演目「ダンサンブルでスタイリッシュ」

「フレンズ オン アイス2023」のリハーサルで新プログラムを披露する高橋大輔さん(左)と村元哉中さん(撮影・浅見桂子)

<フィギュアスケート・アイスショー:フレンズ・オン・アイス2023>◇24日◇公開リハーサル◇KOSE新横浜スケートセンター

昨季限りでフィギュアスケートの競技者から引退したアイスダンスの村元哉中さん(30)と高橋大輔さん(37)が、新プログラムを披露した。

アフリカをイメージし「5パターンのデザインを使ってマッチするように作られた。見どころの1つです」(村元さん)と明かすカラフルな衣装で「Birds,Makeba」を演じた。

振り付けは世界的振付師のシェイリーン・ボーンさんが担当。高橋さんは「振り付けを4時間ぶっ通しでやったり…。前半はスタイリッシュで、後半はアフリカン。勝手に体が動き出すような、楽しい感じをお見せできたら」と笑顔を見せた。前半は柔軟性のある動きが組み込まれ、曲調が変わった後半は大きな手拍子に包まれて演じきった。

愛称“かなだい”の2人は、ともに元シングル選手でもある。アイスダンスの演目ではあるが、高橋さんがジャンプ、村元さんがソロでのスピンを組み込むなど、シングルとアイスダンスの融合も魅力となっている。

今回のショーは25~27日の各日2公演ずつ予定されており、関係者によると現在もチケット購入可能という。高橋さんは「本当にかっこいい。ダンサンブルでスタイリッシュ。グループナンバーもあるので、最初から最後まで思い切り、全力で滑りたいです」と本番を待ちわびた。【松本航】