【バレー】アジア王座奪還!完全アウェーの決勝戦、ライバル・イランに3-0完勝/広報リポート

優勝を喜ぶ選手たち(C)JVA

<龍神NIPPON広報リポート 第13回>

バレーボール男子日本代表の岸翔太郎広報が代表チームのトピックや選手情報などを紹介する「龍神NIPPON広報リポート」。9月から行われるパリ五輪予選のワールドカップバレーまで、チームの舞台裏や秘話をお届けします。

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男子日本代表がアジア王座を奪還しました! 26日にイラン・ウルミアで行われたアジア選手権決勝で、前回大会で苦杯をなめたイランをストレートで破り、2017年以来3大会ぶりとなる10度目の優勝を果たしました。今回は、2次ラウンド・バーレーン戦から優勝までの軌跡を振り返ります。

グループラウンドを1位通過した日本。23日のバーレーン戦でも、バリエーション豊かな攻撃で圧倒しました。そして、この試合で光ったのはブロック。ネーションズリーグ(VNL)後の国内合宿でブラン監督が課題に挙げて強化を図ってきましたが、小野寺太志選手や山内晶大選手にブロックポイントが飛び出すなど、練習の成果を大いに発揮しました!

さらにこの日、ホテルに帰って2時間後、チームは希望者のみのウエートトレーニングに出発! 任意のトレーニングでしたが、試合に出場していた選手を含む10人の選手が参加しました。試合終わりにすぐにトレーニングを行うのはさすがの一言。モチベーションの高さに感服です。

中1日を空けて、準決勝はカタールと対戦! 会場は満員に埋め尽くされ、鳴り物が響き渡る異様な光景でした。

試合はサーブやスパイクがなかなか機能せず、1セット目を落とす苦しい展開。それでも、石川祐希キャプテンや山内選手のサービスエースが要所で流れを変えました。ミドルブロッカー陣のブロックポイントなどもあり、3-1の逆転勝ちで決勝に駒を進めました。

そして迎えたファイナル。アジア最大のライバル・イランとの対戦です。準決勝よりも観客が増え、立ち見客も出るほど。選手間の声も通らないほどの鳴り物や応援で、完全にアウェー状態でした。

そんな中でも選手たちは、動じません。石川選手を中心におのおのの仕事をこなし、3-0と完勝! アジア選手権王者に輝きました。銅メダルに輝いたVNLで培った経験が、この大一番で発揮されたように思います。

これで5月にチームで立てた3つの目標、「VNLベスト4」「アジア選手権優勝」「パリ五輪の出場権獲得」のうち2つを達成しました!

試合後、石川選手は「なかなか味わうことのない会場の雰囲気、環境だったが、その中で最後に良いパフォーマンスを持ってこられたのは良かった。まだまだ課題はあるが、パリ五輪予選に向けてチームを作っていきたい」と話してくれました。

キャプテンはすでに今シーズンの天王山、パリ五輪予選を見据えていました! オフを挟み、沖縄やナショナルトレーニングセンターで最後の強化合宿に臨みます。頑張れ、ニッポン!

◆岸翔太郎(きし・しょうたろう)1990年(平2)5月19日、埼玉県志木市生まれ。小学校からバスケットボールをはじめ、中学時には全国大会優勝。高校、大学と強豪校でバスケを続け、その後テレビの企画制作会社へ。現在は日本バレーボール協会広報部撮影班として、男子日本代表チームに帯同し、チームの日々の練習や宿舎での様子などを撮影中。

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