競泳でアジア大会(9月、中国・杭州)に出場する池江璃花子(23=横浜ゴム)、白井璃緒(23=ミズノ)、渡辺一平(26=トヨタ自動車)、青木玲緒樹(28=ミズノ)、塩浦慎理(31=イトマン東進)が新たな“勝負着”に胸を躍らせた。
30日、都内でミズノの新水着「GX・SONIC6」の発表会見に出席。同社がこだわってきたフラットスイム(水に対して体が真っすぐになることで抵抗が少なく、速く泳げる)を軸とし、低抵抗設計で水中軽量性が進化した。女子はストラップの着心地も向上したといい、今回は推進力と着圧の「NV」、可動域と浮き感の「CR」、柔らかさと汎用(はんよう)性の「ET」の3種類が用意された。
7月の世界選手権で50メートルバタフライ7位入賞となった池江は、従来のモデルと新水着をアジア大会に持参する予定という。新水着に関しては「私は緩めの水着が好き。今は『ET』を着ていますが『CR』と2つを選んでいます。レースによって、使い分けをうまくやっていきたいです」と感触を確かめていく。
世界選手権では男子のシェア19%(ミズノ調べ)を誇り、24年パリ五輪(オリンピック)に向けて同社マーケティング部の太田友宏部長は「世界中の人がワクワクし、記録を伸ばす体験を提供できればいい。世界が注目する大会で活躍することを強く願っています」と力を込めた。【松本航】
◆白井璃緒(自由形/背泳ぎ)
「私は『NV』を着用しています。サポート力の強い水着が好き。水のはじき度がすごい。自己ベスト更新を目標に頑張りたいです」
◆渡辺一平(平泳ぎ)
「今日は『CR』を着用していますが『CR』と『NV』で、100メートルと200メートルをどのように使い分けるかを考えています。パリ五輪へ、水着の力も借りながら切磋琢磨(せっさたくま)していきたいです」
◆青木玲緒樹(平泳ぎ)
「私は『CR』を着用しています。平泳ぎで動きが一番出る。動きやすさ重視です。50メートルから200メートルを泳ぐ時に、ある程度の締め付けと浮き感があって、動きやすい。『CRが一番いい』と思って決めました」
◆塩浦慎理(自由形)
「『NV』です。僕は履いた時のサポート感、着圧を求めています。裏側の生地が新しくなって、サポート感が得られる。早くこの水着でレースを泳いでみたいです」