JOC、アジア大会のメダル目標を置かず 主力級が出場しない競技が少なくない状況を考慮

原田雅彦氏(2021年1月14日撮影)

日本オリンピック委員会(JOC)は14日、都内で理事会を開いた。

理事会後の記者会見で、尾県貢専務理事が中国・杭州アジア大会(23日開幕)でメダル目標を設定しないことを明かした。

新型コロナウイルスの影響で大会が1年延期になったこと、大会前後や期間中に多くの競技で世界選手権などが開催され、「種目によっては主戦級が出てこない可能性があるため」と説明した。

他国の選手選考に関する情報が不足していることも理由に挙げた。「私たちが立っている相対的な位置もなかなか判断できない。曖昧な情報の中で目標を立てれば、チームを違う方向に引っ張ってしまう可能性がある」と説明した。

また、冬季ユース五輪の江原道大会(韓国)の団長を、98年長野五輪スキージャンプ団体金メダリストの原田雅彦氏(55)が務めることなどが承認された。

JOCアスリート選出委員には、女子モーグルで五輪5大会連続出場の上村愛子氏(43)、前JOCアスリート委員長の沢野大地氏(42)が選出された。