【バレー】ブラン監督、藤井直伸さんユニで喜ぶメンバーに「彼の思いを示すことができた」

日本対スロベニア 試合後、西田(左)は高橋健の手にする故・藤井さんのユニホームを前に男泣きする(撮影・滝沢徹郎)

<パリ五輪予選/男子W杯バレー:日本3-0スロベニア>◇プールB◇7日◇東京・代々木第1体育館

日本(世界ランキング4位)がスロベニア(同7位)に3-0でストレート勝利し、来夏のパリ五輪(オリンピック)出場権が与えられる2位以上を確定させた。1992年バルセロナ大会以来、男女を通じて32年ぶりとなる「五輪前年の切符獲得」を成し遂げた。

“龍神NIPPON”を率いたフィリップ・ブラン監督は21年東京五輪にセッターとして出場し、今年3月に31歳で亡くなった藤井直伸さんへ思いをはせた。試合後にメンバーが背番号「3」の藤井さんのユニホームを掲げたシーンを振り返りながら「彼のような素晴らしい選手に出会ったのは初の経験だった。そういう素晴らしい選手だったから、彼のユニホームを持って試合後に出たというのはうれしいことだった」と実感を込めた。

この勝利で、あらためて藤井さんの存在を照らすことにもなった。指揮官は「皆さんに彼の思いを示すことができた。素晴らしいことをしたと思っています」とうなずいた。