【B1】北海道今季初白星 最大16点差逆転で対秋田戦の連敗9で止める ブルックス20得点

レバンガ北海道対秋田 第2Q、シュートを決め雄たけびを上げるレバンガ北海道ブルックス(中央)(撮影・佐藤翔太)

<バスケットボールB1:レバンガ北海道79-70秋田ノーザンハピネッツ>◇第1節◇8日◇北海きたえーる

レバンガ北海道は秋田ノーザンハピネッツを79-70で下し、今季初白星を挙げた。対秋田は21年2月28日以来の勝利で、通算の連敗を9で止めた。けがで昨季全休のデモン・ブルックス(31)が両チーム最多20得点を挙げ、復活を印象づけた。チームもゴール成功率5割超えで効率よく得点を重ね、昨季東地区7位から浮上を目指す1勝目をマークした。

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レバンガ北海道が後半の追い上げで今季初勝利をつかんだ。第2クオーター(Q)で最大16点のリードを許したが、第3Qからリズム良く得点を重ね、残り1分44秒でウィリスジュニアのフリースローで勝ち越しに成功。第4Q残り2分を切ってブルックスの3点シュートなどで引き離した。小野寺龍太郎監督(41)は「入りが悪くビハインドを背負ったが、やるべきことを丁寧に遂行できた」と総括した。

在籍3年目の頼れるスコアラーがカムバックした。22年4月27日のA東京戦で右膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷し、昨季は全休したブルックスがチームをけん引した。20得点は両チーム最多。「辛い1年だったが、1日も早く復帰できるように努力してきた結果が今に至っている。アグレッシブにプレーすることを心がけた」と振り返った。

チームの攻撃面での修正が決め手となった。ゴール成功率33・8%と序盤で得点を重ねられずに苦しんだ7日秋田戦に比べ、得点効率が向上。得点につながりやすいペイントエリアを中心に、ゴール成功率は50・8%と大幅に改善した。小野寺監督は「ゴールに向かう意識が高かった」と評価した。

寺園脩斗主将(29)は「今日はチーム全体でやり返さないといけないと話をしてゲームに入った。それを実行できて良かった」と話した。昨季は開幕4連敗を喫したが、今季は悪い流れを断ち切り、次節14日からの名古屋D戦(北海きたえーる)に向かう。寺園は「1人1人の役割を遂行していくことを残り58試合で続けていきたい」とシーズンを見据えた。【石井翔太】

○…今季新加入のウェルシュが15得点14リバウンドを挙げ、チーム唯一のダブルダブルを記録した。試合前のミーティングで小野寺龍太郎監督(41)に名指しされた上で、「お前がやるべきことは何だ」と、守備面での改善を求められた。厳しい言葉に奮起し、秋田の攻撃の起点となるスティーブ・ザックへの守備を徹底。「やりたいことを簡単にさせないことを心がけた」と振り返った