【ラグビー】「笑わない男」稲垣啓太は敗退に涙 代表引退などについて「今は何も考えていない」

ナントの試合会場で記者会見に臨んだ日本代表プロップ稲垣啓太(2023年10月6日撮影)

<ラグビーワールドカップ(W杯)フランス2023:日本27-39アルゼンチン>◇1次リーグD組◇8日◇スタッド・ド・ラ・ボージョワール

日本代表(世界ランク12位)はアルゼンチン代表(同9位)に敗れ、2大会連続の決勝トーナメント進出はならなかった。

プロップ稲垣啓太は試合後にフラッシュインタビューに答え「やってきた準備が足りなかったとは思っていないが、届かなかった」と、涙を流して悔しさをあらわにした。

一時は逆転の期待が高まる時間帯もあったが、最終的には12点差がついた。力負け。「キックコンテスト(キックされたボールへの競り合い)で、1歩上回られた印象。(相手に)キャッチされて反則してしまい、スコアを許してしまった」と敗因を口にした。

15年W杯イングランド大会から、長く日本代表の柱の1人としてチームを引っ張ってきた。今後については「(代表は)選手としてのキャリアのすべてだと思っているし、戻れるかどうかわからないが、今は特に何も考えていない」とコメント。「すごくプライドを持っているし、みんなに憧れられる存在でありたいとずっと思っていた。結果を残すことができなかったが、少しでも何かを感じてもらえたら、選手としてはうれしい」と続けた。