<F1:第18戦カタールGP>◇決勝◇8日◇ロサイル・サーキット
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウインを飾り、今シーズン14勝目を挙げた。
金曜から高速走行によるタイヤへの損傷が懸念され、1セットあたり18周までという制限が設けられ、57周の決勝レースは実質的に3回ストップ以上が必要というレースになった。その中でもフェルスタッペンはスタートで首位を維持すると、土曜のスプリントシュートアウトで3周しか走行せず決勝に温存していたミディアムタイヤの周回数をフルに使ってリードを築き、レースをコントロールし優勝した。
「第1スティントでレースは決まったようなものだったね。あとはペースをコントロールしてギャップを維持した。でもマクラーレンは今日も速かったね。(3度目の年間王座は決まったが)今季残りのレースも勝ちたいと思っているよ」
2位にはスプリント優勝のオスカー・ピアストリ、3位に予選2位からタイム抹消で10位スタートとなったランド・ノリスが入り、マクラーレン勢が速さを生かしてダブル表彰台を獲得した。気温30度、湿度77%という過酷なコンディションに加え、タイヤをいたわって走る通常のレースとは異なり、3回ストップ戦略となったことで「57周ほぼ全開で全て予選ラップのようなレースだった」(ピアストリ)とドライバーたちはかなりの疲弊の様子を見せた。
角田裕毅は11番グリッドからスタートで8位に浮上したものの、レースペースが振るわず。早め早めのピットストップで攻めの戦略を採ったが、序盤のセーフティーカー中に最初のピットストップを済ませた3台などに逆転を許し15位に終わった。
(米家峰起通信員)