【車いすバスケ】プロ転向の鳥海連志「パリでメダルを」河村勇輝からビデオメッセージ届く

アシックスとプロ契約を結んだ車いすバスケットボールの鳥海

21年東京パラリンピック男子車いすバスケットボール日本代表で銀メダル獲得に貢献した鳥海連志(24)が、アシックス社とプロ契約を結んだことが10日発表された。同社とパラアスリートとのプロ契約締結は初めて。

会見中には、バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)日本代表として活躍し、パリ五輪出場権獲得に貢献した河村勇輝(B1横浜BC)からのビデオメッセージも届いた。同じ“アシックス・ファミリー”でもある河村から「一緒に頑張っていきましょう」と伝えられた鳥海は「河村選手にはいつもエネルギーをもらっている。アシックスの一員として一緒に盛り上げ、頑張っていけることは心強い」と笑顔で話した。

今夏に沖縄で共催されたバスケットボール男子W杯期間中は、鳥海たちは北海道で強化合宿中だったという。練習後は1つの部屋に10人ほどが集まり、テレビの前で熱心に声援を送ったという。「僕たちもこれからパリに向けて挑戦する上で、勇気をもらえた。いち選手として、同じように活躍したいと思った」。パリ五輪切符を手にした日本代表チームからたくさんの刺激を受けた。

北海道での合宿はこれまでにないほど強度が高く、レベルも高かったという。「いま思えば、河村君をはじめ多くの選手が世界に挑戦している姿を見たからなのでは」と振り返った。

21年東京パリランピックで銀メダルを獲得した日本男子代表だが、24年パリ大会への出場権はまだ獲得していない。来年1月に行われるアジア・オセアニア選手権(タイ)などでの獲得を目指す。「2大会連続のメダル獲得は僕たちも目標にしているところ。しっかり出場権を獲得して、パリでメダルを取れるようなチーム、そして選手になりたい」と宣言した。

車いすバスケットボール日本代表は、まずは今月下旬からの杭州アジアパラ大会に出場する。