【Wリーグ】ENEOS高田静はセンス抜群「相手が泣いちゃうくらいすごかった」恩師がエール

ENEOS高田の活躍を願う白河MBBスポーツ少年団・深谷団長

静のディフェンスに注目! バスケットボール女子のWリーグが14日、全国各地で開幕。

昨季優勝のENEOSは同日、秋田県立体育館でアランマーレ秋田と対戦する。福島・白河市出身の高田静(27)は、白河MBBスポーツ少年団で競技を始め、今季でWリーグ5季目を迎えた。同少年団で指導した深谷仁団長兼女子ヘッドコーチ(63)が、リーグと皇后杯の「2冠」を目指す教え子にエールを送った。【取材・構成=相沢孔志】

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団員の声、ボールの音が響く白河市内の体育館で深谷団長は「真面目。ポテンシャルが高くて、努力をする能力がある子。いろいろ考えて頭のいい子でした」と教え子を振り返った。

バスケットのセンスが抜群だった。オフェンスではドリブルの駆け引きがうまく、アウトサイドから滞空時間が長いシュートをきれいに打っていた。高い得点力に加え、輝いていたのがディフェンスだった。

「今もディフェンスが売りだと思いますけど、当時から相手の(ポイント)ガードに(マークで)ついて、相手がボールが運べなくて、泣いちゃうくらいすごかったです」

先輩、同学年、後輩と上手なチームメートに恵まれ、「切磋琢磨(せっさたくま)できた環境があの子を育てたと思います」。卒団後は白河中央中-山形商-早大-ENEOSでプレー。昨季はリーグと皇后杯の「2冠」に貢献し、3人制日本代表に選出された。

日本最高峰で現在も高みを目指す先輩がいる-。チームにとって、とても大きな存在だ。同少年団のプロモーションビデオにも登場し、高田が練習に訪れた際は「子どもらにも大人気でした」と笑顔。昨季は千葉開催のホーム戦に行き、団員と一緒に応援した。

Wリーグ5季目を迎えた高田には「ケガをしないで」と願いながら、熱いプレーを期待している。

「本人が望んでいることはベストメンバーの5人に入り、もっと得点を入れることやディフェンスを頑張ることだと思います。特にディフェンスがすごいので(笑い)。会場に行った時も私は『すごいディフェンスをしている』と思って、子どもたちや保護者の方も『すごい!』と言っていました。そういったところを頑張ってほしいです」

高田のコートネーム「ショウ」の由来は「勝利に導く」から来ている。目標達成への戦いが始まるとともに、Wリーグ5季目の「ショウタイム」が開演する。