バスケットボール女子、Wリーグが14日、開幕する。新潟アルビレックスBBラビッツは富士通レッドウエーブと14、15日にホーム、白根カルチャーセンターで対戦。新潟市出身のルーキー、SG杉山夏穂(23=新潟清心女高-山梨学院大)がデビューを心待ちにする。
チームでは15年の山沢恵さん(新潟中央高出、20年引退)以来、8年ぶりの県出身の新人。「緊張しています」。杉山は硬さを隠さない。家族、友人ら大勢が応援に訪れる。母校、新潟清心女の後輩がコート補助員を務める予定でプレッシャーは大きい。それでも「(大学進学で)新潟にいなかった4年分の成長を見てもらいたい」と言う。
富士通にはPG町田瑠唯(30)、SG林咲希(28)、PF宮沢夕貴(30)と東京五輪日本代表メンバーがそろう。そんな強豪相手にシュートを積極的に狙っていくつもりだ。「自分がボール持っている時間を大切にしたい」。9月のオータム杯では実業団の紀陽銀行戦で12得点をマークした。伊藤篤司監督(51)は「パスを狙うし、得点も入る。成長してくれれば」と期待を寄せる。
Wリーグでのプレーは小学生のころからの夢だった。山沢さんからサインをもらったこともある。これからは自分が見られる立場。「リラックスして、味方を生かすプレーをしたい」。意欲を武器にデビュー戦に臨む。【斎藤慎一郎】
◆杉山夏穂(すぎやま・かほ)2000年(平12)7月6日生まれ、新潟市出身。白山小3年でバスケットボールを始める。新潟清心女中から新潟清心女高に進み、3年の時に北信越総体ベスト4。山梨学院大では4年時にインカレでベスト8。SG。170センチ、59キロ。背番号6。
○…伊藤監督がキープレーヤーの1人に挙げるのが、3年目のPG河村美侑(25)。持ち味の速い突破に加え、3点シュートも精度が上がり、9月のオータム杯の日立ハイテク戦ではチーム最多タイの12得点を挙げた。「ドライブで来ると思われるだろうけど、外も狙っていきたい」とプレーの幅を広げることを意識してきた。「相手にとって厄介な存在になれるように」。チームの中核としての自覚を口にする。