<フィギュアスケート:全日本ノービス選手権>◇第1日◇21日◇東京・ダイドードリンコアイスアリーナ◇ノービスB女子
矢島凜果(11=グランプリ東海クラブ)がノービスB女子(6月30日時点で満9~10歳)に出場し、70・16点で2位となった。1位の宮崎花凜(MFアカデミー)には12・0点及ばなかったが、イナバウアーなどで会場を沸かせ「自己ベストも出せて本当にうれしかったです」と目を細めた。
薄い青色の衣装に身を包み、「きれいな曲」とお気に入りの「Just Wave Hello」に合わせて滑走した。冒頭でダブルアクセルを2本連続で成功。そこからスパイラル、ニースライドと流れるように展開し、イナバウアーを見せると、ファンから拍手が起こった。続くフリップ-ループ-トーループの3連続2回転ジャンプも決め、最後までミスなく滑りきった。
観衆を魅了したイナバウアーは「体を反ることも大切ですが、膝が曲がっているときれいじゃないので伸ばすようにしています」と細部まで意識。「自分の中では得意かな」とほほ笑んだ。
そんな矢島が憧れを抱くのは、同門の先輩にあたる松生理乃(19=中京大)。特に表現面を手本にしていると明かし「手の動かし方や表情もつけているところがすごく好きです」と瞳を輝かせた。
今後は1つ1つの技術のレベルアップを目指す。「スピードが速くて、表現もできて、ジャンプやスピンでも加点がもらえるようになりたい」と思い描いた。【藤塚大輔】