<ノルディックスキー:全日本選手権>◇25日◇札幌市宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)◇男子予選
レジェンド葛西紀明(51=土屋ホーム)が変わらぬ現役続行への意欲を示した。札幌市が30年の冬季五輪招致を断念してから初の公の場。かねて30年大会について「そこまで目指していけたら」と公言していた。自国開催の可能性は消えたが「他の国でやるなら、それはそれでそこを目指す」と現役続行を明言した。
7年後が区切りとも思っていない。「オリンピックに出場したい、って思いだけは変わらないので」とその先も見据える。34年大会の招致も厳しい現状だが、60代に突入しても「飛んでたらすごいっすね。そういう人もいてもいいんじゃないですか。こういうスキー界に」と笑った。
この日の予選では90・5メートルを飛び、11位で突破を決めた。公式練習では94・5メートル、92・5メートルでK点越えをそろえた。一部の選手が飛んでいないものの、1回目の94・5メートルはその回全体のトップ。「なまらいいんでないかい。宮の森でこれぐらい飛べてたら、大倉はもうちょっと楽しみかな」と、北海道弁をまじえて上機嫌。手応え十分な様子だった。