【バスケ】仙台、B1初4連勝へ「アベチャン」阿部諒が意欲「ナイナーズらしいバスケットを」

練習で、味方にパスするB1仙台・阿部(右)(撮影・濱本神威)

B1リーグでクラブ初の4連勝をつかみ取る。現在3連勝中と波に乗るB1仙台89ERSは、今週末の4、5日にホームで横浜BCと対戦。A東京との開幕節から早くも「89ERSのバスケット」にフィットしていた阿部諒(28)は、「1クオーター(Q)からナイナーズらしいバスケットを」と意欲十分だ。B1初年度、昨季を含めて、B1リーグでのチームの最多連勝は3連勝。初の4連勝へ、全員で挑む。

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仙台89ERSの新戦力として、開幕節から9試合、プレシーズンの東北カップや天皇杯を含めれば14試合を戦ってきた中で、ひときわ悔しかった試合がある。それは「天皇杯の三河戦と開幕戦」だ。特に三河戦は、90-78と12点リードで第4Q残り3分を切ったが、そこから得点できず。阿部は「最後のクロージングで、自分のミスで負けてしまった。すごい反省している」と振り返った。開幕戦も同じく試合の締め方が悪く、「開幕戦は、残り3分で逆転して相手のタイムアウト。あそこで僕らがちょっとホッとしてしまった」。気の緩みが、逆転負けにつながった。

ただ、三河戦は悔しさが残る一方で、チームへのフィットも感じられた試合だった。「39分間は、自分の中の求めていたものができた」と阿部。島根では「コーナーでステイしてチームが作ったものに対して、自分がシュートを打つという役割」であったのに対して、仙台ではリングに果敢にアタックもする。持ち前の泥臭さは言わずもがな「89ERSのバスケット」にぴったりハマった。

強度の高いディフェンスはもちろん、信州との第1戦ではチーム最多タイ、自身キャリアハイの23得点をマークして連勝の立役者になるなど、すでに攻守に欠かせない存在となっているが、阿部は「まだまだイージーなシュートを落としている。そこは反省です。どうしても得点が欲しい時には、僕以外の人が取ってくれている」と謙虚に答えた。B1初の4連勝がかかる今週末に向けては「横浜戦に限らず11月は4試合がホーム。横浜戦で2連勝して、良い雰囲気のまま秋田に乗り込みたい」と力を込めた。謙虚な「アベチャン」が、最初から最後までハードワークし、勝利に貢献する。【濱本神威】