長岡商2年ぶりV 雪辱を果たした外山杏奈主将は涙「絶対に奪還する気持ちで1年間やってきた」

優勝を決め、笑顔を見せる長岡商の外山主将(中央)

<全日本バレーボール高校選手権・新潟県予選会>◇3日◇女子決勝◇東総合スポーツセンター

3年連続同一カードとなった女子決勝は長岡商が3-0で新潟中央を破り、2年ぶり11度目の優勝を果たした。長岡商は来年1月4日~8日に東京体育館で行われる全国大会(春高バレー)に出場する。また2連覇を逃した新潟中央の佐藤淳司監督(48)は勇退を表明した。

王座を奪還し、長岡商のセッター外山杏奈主将(3年)の目に涙があふれた。3年連続同一カードになった女子決勝。「去年は1番長くコートに居ながら先輩たちを春高に導けなかった。絶対に奪還する気持ちで1年間やってきた」。今年は宿敵相手にストレート勝ちし、雪辱を果たした。

積極的な攻撃で新潟中央を圧倒した。「強気なトスが出来るようになった」と外山杏。序盤から調子が良かった森山来実と加納理美(ともに2年)を中心に攻撃。外山杏自身も要所でツーアタックを決め、相手を手玉に取った。第2セットは22-24の相手マッチポイントから3連続得点でジュースに持ち込み、29-27でセットを奪う粘り強さも見せた。曽根喜広監督(46)は「ストレート勝ち出来たことはチームとしても大きい。今年1番のゲームでした」。

入学時から正セッターを務める外山杏は2度目の春高挑戦となる。「目標は今年のインターハイ16強を超える8強以上。チャレンジャーとして思いきりプレーしたい」。

○…2連覇を目指した新潟中央は力負けした。佐藤淳司監督(48)は「13名の3年生が1人も欠けることなく、本当によく頑張ってくれました」。この日をもって佐藤監督は勇退を表明。長岡商時代に5度、新潟中央で1度の計6度の春高出場に導いた。「最後勝って選手にいい思いをさせてあげたかった」と悔やんだが「新潟県の高校女子バレーボール界の歴史に名を刻んだ生徒たちを心から誇りに思います」と話した。