<バスケットボールB1:宇都宮73ー89三遠>◇第5節◇4日◇ブレックスアリーナ
宇都宮ブレックスの連勝が4で止まった。9月の天皇杯2次ラウンドで勝った三遠にリベンジされた。
雪辱に燃える相手は激しいディフェンスで圧力をかけてきた。少し受け身になってしまったところに、比江島慎やギャビン・エドワーズらのファウルトラブルが重なり、最後まで良いリズムが生まれてこなかった。
佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチは「個人で打開しようとする悪いところが出てしまった。ターンオーバーで気持ちが下がった面もあった」と振り返る。象徴的だったのが「魔の5分間」。第2クオーター(Q)残り2分から第3Q開始3分まで、ハーフタイムを挟んで約5分間、1点も入らず、相手に21連続得点を与えてしまった。
試合後のミーティングはいつもより長めに、約30分間ほど行われた。佐々HCは「思うところを吐き出そう」と選手たちを促し、それぞれの思いや考えをぶつけあった。
主将の田臥勇太はこう言ったという。
「相手はブレックスのホームで勝ってやろうと狙ってくる。それに対して、ちょっと受け身になっていないか。チャレンジャーの気持ちを忘れずに戦おう」
記者会見に出た渡邉裕規も続ける。
「けが人の多かった天皇杯と違って、お互い万全の態勢で戦って、僕たちの力が及ばなかった。相手はリーグ戦で8連勝だった。僕らが構えていたら勝てない」
佐々HCは「ファンの皆さまの方が気持ちを出していた。フロアにいる選手たちに気持ちを出させられなかった。許されない試合」と唇をかんだ。連敗は何が何でも避けたい。渡邉は「僕たちがファイナルに向けて戦えるチームであることを証明しないといけない」と、チームの決意を代弁していた。【沢田啓太郎】