6戦全勝の開志国際 PG清水脩真が3点シュートで全勝優勝へ花添える U18トップリーグ

練習で3点シュートを打つ清水

U18世代最高峰のバスケットボールのリーグ戦、「U18日清食品トップリーグ」(男女各8チーム)の最終週が18、19日に東京・代々木第2体育館で行われる。男子の開志国際(新潟)はここまで6戦全勝の首位。19日の福岡大大濠戦で全勝優勝を狙う。PG清水脩真(2年)は3点シュート成功率80%で現在ランキング1位。チームの初Vに貢献し、自身もタイトルを手にし、花を添える。

 

清水は好調を持続してリーグ最終の福岡大大濠戦に臨む。練習では45度、中央から的確に3点シュートを成功させる。11日の東山(京都)戦(86-81)、試合終了36秒前に3点シュートを決めるなど放った4本は全て成功。3点シュートランキング首位に躍り出た。「思いきり良く打てている」。その勢いを持ち込む。

スピードに乗ったドリブル、パスワークでゲームメークするシックスマンのPG。3点シュートの覚醒はこの秋から。5月に右足第5中足骨の疲労骨折の手術を受け、インターハイ後の8月中旬にボルト摘出の再手術を行った。復帰は10月のウインターカップ県予選からで、この間、自主トレで1日300本成功をノルマに3点シュートを打ち込み続けた。今では「自信が持てるようになった」と言う。

東山戦直前の練習で富樫英樹監督(61)に「背が低いのだからもっと打て」と叱責(しっせき)された。身長165センチの小柄ながら50メートル走は6秒1と、チームNO・1の俊足。俊敏さで相手を翻弄(ほんろう)してパスを出すのが得意な分、シュートは二の足を踏む場面が多かった。それが指揮官の一言で目が覚めた。

「打てる時は打つ」。自分の得点がチームを乗せることを東山戦で実感した。福岡大大濠戦は自信を深める場。「チームのために3点シュートを狙う。それが結果につながればいい」。個人タイトルと全勝優勝。“仕事”をした先に2冠が見える。【斎藤慎一郎】

◆清水脩真(しみず・しゅうま)2006年(平18)6月6日生まれ、千葉市出身。バスケットボールは都賀小1年から院内MBCで始める。椿森中3年時に国体の千葉県少年選抜メンバー入り。ポジションはPG。165センチ、54キロ。

◆U18トップリーグ 22年度に新設されたバスケットボールのU18世代最高峰のリーグ戦。U18世代の育成、強化が目的。選出基準を満たしたU18世代のトップチーム(男女各8チーム)がリーグ戦日本一という新たなタイトルを懸けて戦う。前回大会は帝京長岡が選出され、3勝4敗で5位。福岡第一が7戦全勝で優勝した。