<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会>◇17日(日本時間18日)◇エスポー◇女子ショートプログラム(SP)
【エスポー(フィンランド)=藤塚大輔】今月上旬のGPシリーズ第3戦フランス杯で大技4回転トーループを決め、銅メダルを獲得した住吉りをん(20=オリエンタルバイオ/明治大)が自己ベストをマークして2位発進した。
ダブルアクセル(2回転半)、フリップ-トーループの連続3回転、3回転ルッツを全て成功させて自己最高の68・65点。シリーズ2戦上位6人によるファイナル(12月7~10日、中国・北京)出場へ、上々の滑り出しとなった。
SP当日午前の公式練習ではフリップ-トーループの連続3回転など全3本のジャンプを着氷。前日に「良い体の動きをしている」と話した通り、今季を好調で迎えていた。
住吉は18日(日本時間19日)のフリーで2試合連続の4回転ジャンプ成功の期待も高まる。4回転トーループは21年に島田麻央が日本女子で初めて決めたが、国際スケート連盟(ISU)公認大会での成功は初。シニアでも初めての成功となった。その後は毎日のように成功させた映像を見返し、良いイメージを植え付けてきた。
「(重圧は)あるとは思いますが、自分にはかけないでおこうというか、あまりかけていなくて。それを考え始めると、違うところにも力が入りそうなので、また『降りれるだろうな』『降りれたらいいな』くらいの軽さでいようと思います」
心に余裕を保ちながら、フリーへ挑む。