柔道男子100キロ超級で五輪2度の金メダルを誇るテディ・リネール(34)が18日、神奈川県平塚市の東海大で報道陣に練習を公開した。今年5月の世界選手権で6年ぶり11度目の優勝。来夏には現世界王者として臨む母国フランスでのパリ五輪が控えるが、「目標はロサンゼルス大会。もちろん、パリを終えてもう十分だと思ったら辞めるかもしれないですが」と28年大会も見据えてると明かした。
パリで5度目、さらにその先へ。「いまは特別の環境です。いろんな国に行けて、素晴らしい、ここみたいな素晴らしい場所で、自分のためのスタッフも周りにいる。その道を変えるのは大変ですし、いまは特別ですね」。今回で約50回目という来日には、専属コーチやトレーナーなどがそろい、「チームリネール」として競技に集中する体制が整う。
過去には総合格闘技団体UFCから当時1500万ユーロ(現在の日本円で約24億円)のオファーもあったというが、柔道に専念するために断ったこともあるという。「34歳はまだ若い。そういうチャンスがまたくれば」としながらも、いまは視線をパリに集中させる。「人生で1回しかないこと。お友達、家族も来れる。1番素晴らしい大会ですから、そこで、その環境で金メダルを取ろうとしてるのは、すごい素晴らしいテンションになる」と2度目の金メダルに挑む。