【B2】岩手が「東北ダービー」初戦制し今季初連勝 クラムポル&マーティンがともに20得点

福島対岩手 シュートを狙う岩手PFクラムポル(撮影・木村有優)

<B2:岩手86-85福島>◇18日◇第8節◇福島・円谷幸吉メモリアルアリーナ

岩手ビッグブルズが福島ファイヤーボンズと対戦。86-85で「東北ダービー」初戦を制し、今季初の2連勝。PFマルティン・クラムポル(28)とSF/PFケルヴィン・マーティン(34)が、ともにチーム最多の20得点をマークし、勝利に貢献した。

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2人の外国籍選手が計40得点と存在感を発揮した。3-2の第1クオーター(Q)1分45秒でマーティンが2点シュート(2P)を決めると、続く3分4秒、3分42秒、5分20秒と立て続けに2P。さらに、5分58秒では3点シュート(3P)がさく裂。開始からわずか6分で11得点。これに誘発されたのがクラムポルだった。25-22の第2Q1分32秒で2Pを決めると、続く2分41秒、4分23秒には3Pを沈め、試合を優位に進めた。

ここからリスタートだ! 6季ぶりのB2復帰に燃えていた岩手に大きな壁が立ちはだかった。9月の東北カップ。岩手はコンディション不良の選手が多数おり、大会規定ギリギリの7人で参加予定も、1回戦の朝に選手1人が発熱し試合を辞退し不戦敗。その後、開幕1週間前に10人がそろい、ようやく本格的な実戦形式の練習を開始。準備が十分とは言えない状態で開幕を迎えた。

それが響いたのかチームは第6節までの11戦でわずか1勝。それでも下を向かず、練習に励んできた。前節神戸戦の1戦目は、74-75で惜敗するも、2戦目は78-69で勝利。今季初の連勝に鈴木裕紀ヘッドコーチは「選手たちがあきらめなかったおかげでようやく形になってきた。流れが悪かった中での良い連勝」と称賛。さらに「これからは戦術に時間を割いていきたい」とチームを成熟させていく。今季はまだまだ始まったばかりだ。【木村有優】

○…福島はわずか1点差の惜敗で3連敗。78-86の第4Q残り3分12秒から7得点を奪い、1点差まで追い上げたが、あと1歩及ばなかった。チームトップ15得点を挙げたSG多田武史(25)は「前半は自分たちのプレーができていたが、後半は岩手のプレッシャーに負けてしまった」と反省。もうこれ以上、連敗は許されない。多田は「崖っぷちなので絶対に勝たなくてはいけない。気持ちを切り替えて臨みたい」と、連敗ストップを誓った。