【F1】フェルスタッペンが史上3位タイの53勝目、角田裕毅はリタイア ラスベガスGP

ラスベガスGPを制したレッドブルのフェルスタッペン(ロイター)

<F1:第22戦ラスベガスGP>◇決勝◇18日◇ラスベガス・ストリップ・サーキット

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝した。今季18勝目、自身通算53勝目を挙げセバスチャン・フェッテルに並んで史上3位タイとなった。

2番グリッドのフェルスタッペンはスタートでポールポジションのシャルル・ルクレール(フェラーリ)のインを突いて前に出てレースをリード。しかしルクレールを押し出すかたちとなったため5秒加算ペナルティが科され、ピットストップ時にこれを消化するためジョージ・ラッセル(メルセデスAMG)の先行を許した。

25周目のターン12でラッセルのインに飛び込んだフェルスタッペンが接触し、破片がコース上に飛び散ったためセーフティカー導入。ここで1周目から走り続けていたセルジオ・ペレスがピットインして新品タイヤに交換し2位に浮上。ルクレールはピットインせず首位を守ったが、ここで新品タイヤを履いたフェルスタッペンが5番手から猛攻を仕掛けて一気に首位に浮上。そのまま後続を引き離して勝利を掴み獲った。

「タフなレースだったね。スタートでは2台ともブレーキングを遅らせたけど、ペナルティを受けて苦しくなってしまった。彼らとトップ争いをするためには何台も抜いてこなければならなかったし、セーフティカーも出たし最後は全開のレースだった。タイヤのデグラデーション(性能低下)が少なくてプッシュできたし、DRSがとてもパワフルだったからとても良いレースになったね」

ルクレールはペレスに抜かれたものの最終ラップの実質的な最終コーナーで抜き返して2位を取り戻した。

最後尾スタートの角田裕毅はスタートの混乱を縫って12位に浮上したものの、ソフトタイヤを履いていたこともあってペースが振るわず、周りが1ストップ作戦を採る中で2回ストップ作戦は機能せず、浮上のきっかけが掴めないまま後方を走り、最後はギアボックスにトラブルが発生してマシンを止めリタイアとなった。(米家峰起通信員)