2023年F1最終戦アブダビGPに向けて、アルファタウリの角田裕毅は前戦ラスベガスGPの不調払拭は可能だとの見通しを語った。
ラスベガスでは極めて直線が長いコースレイアウトであり、空気抵抗の大きいアルファタウリのマシンは苦戦。しかしアブダビではアルファタウリが得意とするセクター3の低速コーナーで充分に稼ぐことができると見ている。
「2021年には4位でフィニッシュした良い思い出がありますし、過去3年間を見てもアブダビはアルファタウリのクルマに合っている方だと思います。ストレートもあるとはいっても2本であとはコーナーばかりで、ラスベガスのようにほとんど全部ストレートというレイアウトではないですし、路面のアンジュレーションも少しありますし。そういう部分はアルファタウリは結構悪くないと思います」
ラスベガスでは低温でタイヤの熱入れにも苦戦したが、温暖なアブダビではその懸念もない。
チームとしてはコンストラクターズ選手権7位をウイリアムズと争っている。7点差をこのレースで逆転するのは容易ではないが、チームはマシンに大型アップデートを投入し、逆転を諦めていない。
「逆転するには6位や7位でフィニッシュしなければならないので、理論的には難しいと思います(6位8点、7位6点、8位4点)。でも不可能ではないと思いますし、今回持ち込んだアップグレードもありますし、メキシコやブラジルのようなパフォーマンスが発揮できれば可能だと思います。何が起きるか分かりませんし、不可能だとは思っていません」
なお、前戦ラスベガスGPでパワーユニットのセンサートラブルでリタイアを余儀なくされたが、今週末のアブダビGPでは新品同様のパワーで使用可能な中古コンポーネントを使用するため、懸念されたグリッド降格ペナルティは回避された。(米家峰起通信員)