【フィギュア】三原舞依、コーチ陣に感謝のハグ「まだまだ恩返しできていない」全日本で復活誓う

エキシビションで演技する三原(撮影・前田充)

フィギュアスケート女子でグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯で自己最遅となった今シーズン初戦を8位で終えた三原舞依(24=シスメックス)が26日、演技終了後にコーチ陣と抱擁を交わした理由を明かした。

25日のフリーから一夜明け、会場の大阪・東和薬品ラクタブドームで取材に応じた。

ショートプログラム(SP)4位発進もフリー109・82点で合計172・64点にとどまったが、フリーが終わった後に中野園子、グレアム充子両コーチと抱き合った。「折れそうになった時も一番近くで支えてくださって、練習の時も本番の前もすごく励ましてくださって、カツを入れてくださって。小さいときから尊敬していますし、ここまでいろいろなサポートをしていただきながら成長できてよかった」と、全身で感謝を伝えた。

右足首の故障の影響で、GPシリーズ第4戦中国杯(11月10~12日)を欠場。NHK杯の1週間前までも「歩くのもやっとぐらい」という状態だったが、自身の強い希望で出場がかなった。「どんな状況でも滑りは落としたくない。その日、その日のコンディションで最大限の練習ができるようにしてきた」と振り返り、「フリーではスピンもステップもレベル4がとれて、やってきたことが間違いではなかったと思えた」とうなずいた。

来年1月以降の国際大会の選考を兼ねる全日本選手権(12月20~24日)の前に、実戦経験を積めたのは大きな収穫。「今季は試合に出れなかったので新しいプログラムでスピンやステップでレベルがとれるのか、自分でも滑りながら『これはレベル4取れるかな』とか考えながら、それをジャッジさんに採点してもらってフィードバックももらってと確認できたのは、全日本にも生きてくると思います。一番明確に取り組まないといけない課題が見えたので、NHK杯に出たことは良かったと思う」と、前を見据えた。

これからは、コーチに喜びのハグをたくさん届けるつもりだ。「まだまだ恩返しができていないところもある。ここまでは戻ってこれたので、この先、もっともっとレベルアップしていきたいです」と、復活を誓った。