【アメフト】全勝逃した関学大・海崎琢主将「ぎりぎりつながった」涙浮かべ全日本切符握りしめる

関学大対関大 関学大・海崎主将(中央)は全日本大学選手権準決勝出場をかけた抽選で1位相当を引く。左は関大・横山主将、右は立命館・山下主将(撮影・上田博志)

<関西学生アメフト>◇最終節最終日◇◇26日◇大阪・万博記念競技場◇2試合

関大が、甲子園ボウル5連覇中の関学大を16-13で破り、6勝1敗で関学大、立命館大と並び、3校同率で、13年ぶり7度目の優勝を決めた。堅守で王者を1TDに抑え、攻撃ではQB須田啓太(3年)の鋭いパスがさく裂。だが、全日本大学選手権準決勝(12月3日、福岡)出場権は、3校による抽選で関学大に決定。試合終了から14分後、全日本切符を逃した。立命大は4年ぶり13度目、関学大は3年連続60度目の優勝。

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関学大のLB海崎琢主将(4年)は、涙を浮かべて全日本選手権への切符を握りしめた。「負けてしまってもう終わりだと思ったんですけど、ぎりぎりつながったので良かった」。

大学に入ってからは、全勝での日本一しか経験したことがない。初めて負けを経験して進む選手権へ「もう負けたので、全てのことをやり尽くしたい」とし、立命館大、関大の主将に「2人の気持ちも背負って戦いたい」と決意した。

抽選を経て、見事8年連続の甲子園ボウル出場へ王手をかけた。同率優勝ではあるが、リーグを通してのTD数は2位立命大より6本多い37。大村和輝監督(52)は、命運を任された主将を「ずっと頑張ってきた選手。彼が引けなかったらもうしょうがない」とどっしり構えて待ち、確かにつかんできた主将に「引き強いなあ」と笑いかけた。

12月3日に選手権準決勝に臨む。指揮官は「負けを知らないので。負けの怖さを知ったことは大きい」とプラスに捉え、頂点までの残り2試合を見据えた。

 

◆3校同率優勝 関大、関学大、立命館大が6勝1敗で並び、直接対決の結果も同格。プレーオフは行われず、全日本大学選手権準決勝の出場校は抽選で決められた。結果「1位相当」は関学大、「2位相当」は立命大、「3位相当」は関大に。3校優勝は、10年以来13年ぶり。当時も同じ3校で、プレーオフをへて立命大が全日本へ進んだ。