【ラグビー】9年ぶりHC復帰のジョーンズ氏のテーマは「超速」速さ追求して「ベスト8の先へ」

ラグビー日本代表HC就任が決定し記者会見に臨むエディー・ジョーンズ氏(撮影・小沢裕)

ラグビー日本代表次期ヘッドコーチ(HC)に決まったエディー・ジョーンズ氏(63)が14日、都内で就任会見を開いた。13日に日本ラグビー協会が開いた理事会で賛成多数で承認されていた。

会見で掲げたのは「超速」。「より速いラグビーをしていきたい」とテーマを挙げた。「ラグビーは勢いの必要なスポーツ。相手より早く動き、リアクションすることが大事。15年、19年も見え隠れしていた。常に速くプレーすることが大事」「速く考えて速く決断できること。15人それぞれが考えて結束して決断して動く。ひとりひとりのアクションだけでなく、頭の回転も、ラグビー脳として速くしていかないと」と説いた。

9年ぶりの復帰。27年W杯オーストラリア大会後までの約4年契約で、ジョーンズ氏は、前回日本を指揮した15年W杯で南アフリカ戦での歴史的勝利を含む1次リーグ(L)3勝を挙げた。「15年以来、さらに飛躍して強くなる日本の監督をさせてもらうことを光栄に思う。リーグワンや大学、高校も含めてレベルアップを図っている。いまは強いだけでなく愛されるチーム。それを力強いものにしていきたい。アイデンティティーを持つチームにしていきたい」と語った。

エディー氏は日本代表をめぐっては7月に、19年W杯日本大会で過去最高の8強に導いたジェイミー・ジョセフ氏(54)がW杯フランス大会限りで退任する意向を表明。10月閉幕のW杯は2勝2敗で1次L敗退となっていた。

「いくつかターゲットはあるが、まずはトップ8を目指したい。ベスト8はもちろん、その先へ向けて選手たちは切磋琢磨(せっさたくま)している」。W杯準優勝2度の世界的指導者のもとで、再び歩み出す。