【バレー】NECが無敗のJT退け2連覇王手 15得点の古賀紗理那が相手エース押さえ込む

試合に集中するNECの古賀紗理那(撮影・勝部晃多)

<バレーボール全日本選手権・皇后杯:NEC3-0JT>◇16日◇第4日◇東京体育館

2年連続2度目の優勝を目指すVリーグ1部(V1)女子のNECが、準決勝で今季V1無敗を誇るJTを3-0のストレートで退け、17日の決勝へ駒を進めた。

日本代表で主将を務めるエースの古賀紗理那(27)は、4本のブロックを含むチーム3位の15得点。勝負どころで流れを引き寄せる活躍を見せ「我慢してプレーできたのが今日の勝因」と笑顔を見せた。

第1セット(S)は中盤まで拮抗(きっこう)した展開が続いたが、粘り強い守備で失点を抑えつつ、鋭いサーブで崩して勝機を見いだした。17-16から5連続得点で突き放すと、22-17から再び3連続得点でセットを先取した。第2Sも先に20点を奪われながらも、「自分たちの精度を上げていけば大丈夫」と焦りはなかった。古賀のアタックで23-23の同点とすると、さらにブロックを決めて勝ち越し。最後は上野がサービスエースを決めて逆転で連取した。第3Sも16-21と一時は5点差をつけられたものの、ここでも高い集中力を発揮。アチャラポーン、ドルーズらのアタックで1点差に詰め寄ると、古賀のスパイクで同点。マッチポイントからアチャラポーンが決め、29-27で勝利した。

JTの攻撃の軸となるドルーズ、サンティアゴの両外国人を徹底マークで押さえ込み、2人合わせてわずか12得点、決定率は21%と仕事をさせなかった。古賀は「(相手攻撃陣は)コース幅が広いので、(守備で)こっちから駆け引きしていこうと決めていた。常に勝負してキル(ブロック)を取りに行くのが私のテーマなので、今日はタッチが増えて良かった」と胸を張った。

2年連続の栄冠へ向け、決勝は久光-日立の勝者と対戦する。「どちらも強いチームにかわりはない。力比べだと思うので、一番は楽しんでプレーしたい」と意気込んだ。