【バレー】久光2大会ぶり王者奪還へ王手「1点ずつ乗り越える」復活長岡望悠チーム2位16得点

サーブを打つ久光の長岡望悠(撮影・勝部晃多)

<バレーボール全日本選手権・皇后杯:久光3-1日立>◇16日◇第4日◇東京体育館

2大会ぶり9度目の優勝を目指すVリーグ1部(V1)女子の久光スプリングスが、準決勝で初優勝を狙うV1の 日立Astemoリヴァーレを3-1(27-25、20-25、25-19、25-20)で退け、優勝に王手をかけた。

今年のネーションズリーグで日本代表として約5年ぶりに国際大会の舞台を踏んだオポジット長岡望悠(32)がフル出場し、チーム2位の16点で勝利に貢献。「タフな試合になることはわかっていたので想像通り。チーム力で1点ずつ乗り越えることができた」と、満足そうに振り返った。

復活のエースが頂点へ導く。長岡は日本代表として16年リオ五輪でチーム最多得点を挙げるも、17、18年に左膝前十字靱帯(じんたい)を2度損傷。21年も右膝を負傷し、21-22年リーズンはわずか3試合の出場にとどまった。32試合に出場した昨季は途中出場が主だったが、今季は2年ぶりに代表復帰を果たすと、リーグでも開幕からスタメン出場する機会が増加。2016-17年シーズン以来7年ぶりにフル回転の働きでチームを支えている。「今は体になじんできて何年か前に出続けていた頃を思い出すシーンも多い。いろいろ照らし合わせながらやっている」と、充実の日々にうなずいた。

17日の決勝は、前回大会の準決勝で苦杯をなめたNECレッドロケッツと激突する。今年初のタイトルへあと1歩としたが、腰を据えて試合に臨むつもりだ。「目の前の試合に対してフォーカスする。その連続でここまでやってきたので、明日もやりたいことを1球1球の中でしっかり作っていく」。ベテランの落ち着きが、チームに安心感をもたらしている。