【バスケ】ENEOS星杏璃「自分のプレーで引っ張る」日本代表でも奮闘する若手成長株

ENEOSの星

<バスケットボール女子皇后杯全日本選手権:ENEOS100-69シャンソン化粧品>◇16日◇準決勝◇東京・代々木第2体育館

ENEOSサンフラワーズが、大会記録を更新する11連覇に王手をかけた。準決勝でシャンソン化粧品シャンソンVマジックを100-69で下した。17日の決勝では初優勝を目指すデンソーと対戦する。

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若手のガード星杏璃(23)が、ENEOSに勢いをもたらした。リードを3点差に縮められた第2クオーター(Q)残り約2分、狙い澄まして3点シュートを決めた。その直後には相手にプレッシャーをかけてボールを奪うと、ドリブルで持ち込んでラストパス。味方の得点を演出し、流れを大きく引き寄せた。

千葉・昭和学院高から強豪ENEOSに加入して5年目。当初はなかなか出場機会に恵まれなかったが、スピードあふれるドライブを武器に、昨季からスタメンに定着した。日本が銀メダルを獲得した今夏のアジア・カップ(シドニー)などでは日本代表として奮闘。「今はもう、先輩たちに付いていくという考えはまったくない。自分のプレーでチームを引っ張っていかないと」と自覚を口にする。

チームメートで同じポジションの宮崎早織は、5歳年下の星について「負けず嫌いな性格。練習をしているときも、すごくプレッシャーをかけてくる」と頼もしそうに明かす。決勝の大一番を前に星は、「ここまで来たら、あとは気持ち。技術がどうこうというよりは、強い気持ちで戦うだけ」。持ち前の負けん気を発揮し、大会11連覇の偉業に貢献する。【奥岡幹浩】