<ラグビー・リーグワン1部:静岡26-30神戸>◇第2節◇17日◇磐田・ヤマハスタジアム◇観衆1万2841人
新生・静岡ブルーレヴズが、ホーム開幕戦で神戸に26-30と敗れた。3季連続での開幕2連敗(22年は新型コロナで不戦敗)。15-18の後半20分、トンガ代表のCTBチャールズ・ピウタウ(32)が右隅に飛び込むトライで逆転に成功していただけに、スタンドのファンからため息が漏れた。前半にアグレッシブさが足りなかったことなどを挙げた藤井雄一郎監督(54)は、キックオフなど基本的なところから「簡単に点をとられた」と唇をかんだ。
開幕戦を大差勝ち(80-15三重)したチームに、なんとか食らいついた。前半を8-18で折り返し、逆転した7分後に同点トライを許して23-23。しかし後半32分、SO家村健太(22)のPG成功で、再び26-23と相手を突き放した。流れを取り戻したかに見えたが1分後、またしても相手に速攻で攻め込まれてトライを献上。コンバージョン(ゴールキック)も決められ、そのまま逃げ切られた。昨季第8節で後半から逆転負け(29-32)を喫したチームに、リベンジはならなかった。
目前の勝利をするりと逃し、細かなミスを反省した家村は「悔しい」と肩を落とした。開幕戦(30●43BL東京)後、守備を見直した指揮官は「前回は外をいかれたが、今日は外側でブレイクされることはなかった」と守備が良くはなっていることを強調。次節(24日)のアウェー・東京ベイ戦に向けて「基本からやり直して臨みたい」と顔を上げた。【倉橋徹也】
○…静岡ブルーレヴズとなって過去最多1万2841人が来場した。先着1万2000人にマフラーが配布され、昨季ホーム開幕戦で贈呈されたニットキャップをかぶっているファンも多く、スタンドがチームカラーの「レヴズブルー」で染まった。フッカー日野剛志(33)は新チームでの入場者数更新を「うれしく思う。グラウンドに入った瞬間すごく興奮し、ありがたいと思った」と感謝した。