【バレー】NEC皇后杯2連覇 立役者の古賀紗理那「本当に最高」リーグも制覇し2年連続2冠へ

NEC対久光 第3セット、スパイクを放つNEC古賀(撮影・宮地輝)

<バレーボール全日本選手権・皇后杯:NEC3-1久光>◇17日◇最終日◇東京体育館

NECが久光を3-1で下し、2大会連続2度目の皇后杯優勝を飾った。日本代表主将を務める古賀紗理那(27)が攻守、そしてリーダーシップで頂点に導いた。男子はパナソニックが、5大会ぶり5度目の天皇杯制覇。古賀の夫で、今季から加入した日本代表のエース西田有志(23)が26得点を挙げる活躍。古賀とともに夫婦そろってMVPに輝いた。

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NEC2連覇の立役者になった古賀は、かすれた声で叫んだ。「本当に最高です!」。自身のパフォーマンスも「最高」と振り返ったブロック8本を含む27得点の活躍。「楽しく試合ができたことが一番の勝因」と声を弾ませた。

古賀劇場だった。第1セット(S)開始早々にブロックを決めて相手の出ばなをくじき、鋭いスパイクを連発。サービスエースも決めて突き放し、セットカウントを先取した。第2Sは失ったが第3、4Sは勝負どころでのアタックで主導権を渡さず。久光のエース長岡をブロックで止めるなど最後まで集中を切らすことなく勝負を決めた。

貢献は攻守にとどまらなかった。日本代表で主将を務めるリーダーシップは、チームでも健在。試合中、米国代表でもあるドルーズに「相手に利用される手の出し方だったので」と身ぶり手ぶりを交えながらブロックについて助言。タイ代表のアチャラポーンにミスが出ると、駆け寄って落ち着けるようにサムズアップを送った。「常に周りを見ることを心がけている」と話すリーダーが、新戦力の多いチームを「意思疎通も少しずつ取れるようになった」と1つに束ねた。

目指すのは皇后杯&リーグ制覇の2年連続2冠。エースは「まだまだ成長できる」と、早くも先を見据えていた。【勝部晃多】

 

○…久光(女子) 2大会ぶりの王座奪還とはならなかった。今季2年ぶりに日本代表に復帰し、チームをけん引してきた長岡は、徹底マークに苦戦。「選択が良くなかった。私が生きていれば全然違った試合になったと思う」と唇をかんだ。年明けは、この日敗れたNEC戦からスタート。「この間に試合の整理をして、いい入りができれば」とリーグ制覇に向け、仕切り直しを誓った。