<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇長野・ビッグハット◇男子ショートプログラム(SP)
今季グランプリ(GP)シリーズ2戦出場の壷井達也(シスメックス)が85・85点をマークした。
冒頭の4回転サルコーからトリプルアクセル(3回転半)と決め、最後にルッツ-トーループの2連続3回転もきっちり降りた。
演技を終えた瞬間、左の拳を力強く握ってガッツポーズ。何度もうなずき、高得点を確認すると、満面の笑みを見せた。
最近はSPが課題だっただけに「ショートはすごい苦しんでいたので、ここで一発、ガツンと決めることができて良かったです」と喜んだ。
うまくいった要因については「スタート位置に立った時、自分は練習でしっかりできてるから、その練習の成果を出すつもりで頑張ろうっていう風に思って、今日は演技しました」と振り返った。
中野園子コーチからは「やっとできたね」と評価され「試合で苦しい日が続いたので、ここを突破できたことはすごい大きいなと思います」と克服に手応えをつかんだ。
波に乗れたポイントとして「最初の4回転サルコーが、自分の中で完璧なジャンプが跳べたので、あ、これは今日は絶対いける、っていう気持ちになりました」と挙げ、フリーに向けて「このショートのうれしさっていうのは、今日限りで忘れてしまって、また明日からフリーでどういった演技がしたいか、どういう風に試合に持っていくか考えながら、過ごしていきたい」と充実感をにじませていた。