【レスリング】高谷惣亮が86キロ級で決勝進出「夢の兄弟出場と言っている。必ず勝つ」

男子フリースタイル86キログラム級準決勝 白井(右)に勝利する高谷(撮影・河田真司)

<レスリング全日本選手権>◇第2日◇22日◇東京・代々木第2体育館◇男女16階級

男子フリースタイル86キロ級は男子初の4大会連続五輪出場を目指す高谷惣亮(34=拓大職)が23日の決勝に進んだ。「夢の兄弟出場と言っている。必ず勝つ」と必勝宣言。弟の大地(自衛隊)が同74キロ級で先にパリ切符を獲得し、心に火が付いた。

準決勝は11歳年下の相手に2-0の辛勝。得意のタックルに切れがなく、観客席の弟から「狙いすぎ」と声も飛んだ。本人は「怖がっている証拠。0点。根性なしの自分に腹が立つ」といら立ちを隠さない。

今大会の優勝者がパリ五輪のアジア予選、世界最終予選に派遣される。決勝は6月に敗れた石黒隼との再戦に。映像で振り返り、体力面の不安などから攻めに出ない姿を猛省してきた。この日も課題は同じ。再び屈辱を味わえば、パリへの道は途絶える。「自分はチャレンジャー。周りの人が幸せになれるために闘う」。恐れず、攻めるのみ。