【高校バスケ】帝京長岡は23日に強敵・京都精華学園と対戦 PG児玉雅空が攻撃けん引

ドリブルで切り込むPG児玉(右)

全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)は23日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザほかで開幕する。帝京長岡(新潟2位)は1回戦で強敵の京都精華学園(京都2位)と対戦する。京都府予選決勝で、インターハイ準優勝の東山に4点差(78-82)の小差で敗れている相手。いきなりヤマ場を迎えるチームをPG児玉雅空(3年)がけん引する。

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児玉は、複眼的な視野でコートを把握しながらプレーする。ボールを運び、ゴール下に切り込み、メンバー全員の動きを見渡し、パスを選択する。柴田勲監督(54)から厳命されている役割。「得点、アシストに絡むのはもちろん、他の選手の動きを見ろと先生に言われている」と言う。スピードあふれるドリブルが持ち味で、目標は得点とアシストを2桁に乗せるダブル・ダブル。「コンタクトしながらスコアする力もつけた」と速さに加え、当たりの強さも身につけた。

「いいときは、ものすごくいい」と児玉を評した柴田監督はチームを「ジェットコースターのよう」だと表現した。いいときと悪いときが両極端だからこそ、ゲームをコントロールするPGの手腕が本番で問われる。児玉が帝京長岡の正PGを表すゼッケン8番をもらったのは今年2月。「小学生のときに祝(ほおり=俊成、17年3位・ベスト5)さんにあこがれていたから、うれしかった」と話しただけに、誇りを背負っている。PGとしての最優先事項を「ターンオーバーは1試合ゼロ」に置く。

新潟アルビレックスBBのU15で育った。東山の主力SF佐藤雄(3年=上山中)は新潟U15の同期で、初戦の相手・京都精華学園の情報は収集済みだ。「将来の目標はプロ。自分の力で新潟アルビレックスBBを強くしたい。ホームタウンの長岡市をバスケットで盛り上げたい」。ウインターカップのコートはプロになるための第1歩。地元長岡市も大活躍で沸かせるつもりだった。【涌井幹雄】

 

◆児玉雅空(こだま・がく)2005年(平17)9月30日、長岡市生まれ。青葉台中出身。バスケットボールは青葉台小3年から、あおばS・Cで開始。中2から新潟アルビレックスBBのU15所属。168センチ、61キロ。血液型A。