<ラグビー:全国大学選手権:京産大65-28早大>◇準々決勝◇23日◇ヨドコウ桜スタジアム
3年連続関西王者の京産大が、関東対抗戦3位の早大を65-28と粉砕し、来年1月2日の準決勝(国立競技場)に進んだ。京産大のベスト4は3年連続で通算10度目。次は初の決勝進出を目指して、明大と対戦する。
広瀬佳司監督(50)は「タレントぞろいの早稲田に対して京産大らしく戦えるかがポイントだった。スクラムを押せて、らしい戦いで勝つことができたのでうれしい」と評価した。80分間、FWが常にプレッシャーをかけ続けて圧倒した。
圧巻の場面は6-7の前半22分。NO8シオネ・ポルテレ(2年=目黒学院)が、相手DFをなぎ倒しながらの約30メートル突破で逆転のトライ。昨季活躍したWTBから転向したNO8は「リベンジの思い、あった。ボールを持ったら絶対にトライまでいく。(今季の)集大成を見せたいと思っていた」。その後もスクラムでプレッシャーをかけ続けた京産大が、早大を圧倒した。
昨季準決勝で1点差惜敗した因縁の相手だった。その悔しさを味わったフランカー三木皓正主将(4年=京都成章)は「早稲田に勝つことしか考えられない」と気合をみなぎらせていた。リベンジを果たして「京産大らしさを出して戦うことを意識して臨んだ。やりたいラグビーをできない時間もあったが、いい結果を得られてうれしく思う」と声をはずませた。
早大には97年度以来26季ぶりの勝利で、通算3勝10敗となった。東の名門・伝統校に圧勝し、勢いづいて年が明けて1月2日に頂点目指して東上する。