<ラグビー全国大学選手権:天理大34-14東海大>◇23日◇準々決勝4試合◇ヨドコウ桜スタジアムほか
関西王者の京産大が、早大を65-28と粉砕し、3季連続のベスト4に進んだ。天理大との関西リーグ最終節で3連覇を決める“逆転サヨナラ”ゴールキックを決めたFB辻野隼大(3年=京都成章)が大爆発。プレースキック11本すべて成功、2トライも重ね勝利に貢献した。通算10度目「準決勝の壁」突破へ来年1月2日、国立競技場で明大と激突する。3季ぶり4強の天理大は王者・帝京大に挑む。関西勢2校が4強入りするのは7季ぶり。
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前半に相手のミスから2トライを決め、後半も得点を重ね、天理大が東海大に快勝した。守備が機能し、小松節夫監督(60)は「粘り強く最後まで守備を続けたことが、勝ちにつながった」。積極的な守備で主導権を握る狙い通りの戦いだった。
この試合で戦列復帰したNO8パトリック・ヴァカタ(3年=日本航空石川)が攻守に存在感を示した。左足首の負傷で3回戦の慶大戦を欠場したが、この準々決勝に照準を合わせて調整し、戻ってきた。後半11分には、流れを引き寄せるトライ。関西リーグのトライ王は「自信のあるスクラムを組んで、そこから自分で取りにいった」。守備面でも貢献したヴァカタは、次戦に向けて「帝京大はフィジカルが強いが、今日みたいに自分たちから前に出るディフェンスをしたい」と意気込んだ。【永田淳】