<全国高校ラグビー大会:静岡聖光学院36-15秋田工>◇1回戦◇27日◇東大阪市花園ラグビー場
4大会連続で71回出場の古豪・秋田工が静岡聖光学院に敗れ、初戦敗退となった。
前半7分に先制トライを許すも、前半18分にU17日本代表のNO8三浦颯太(2年)が反撃のトライ。だがその後は、静岡聖光学院の高校日本代表候補、FB小野沢謙真(3年)に4トライ、31点を挙げられ、素早い攻撃を止められなかった。
主将のフランカー大沢空(3年)は「チームを引っ張れなかった」と唇をかんだ。試合前には選手宣誓の大役も務めた大沢。「高校ラグビーの歴史をつなぐことをここに誓います」。
1925年(大14)創部の伝統校で、主将としてチームを束ねてきた。最後は大粒の涙を流し、「秋田工は伝統がある学校。全国優勝を目指してほしい」と後輩へ思いを託した。
下級生は先輩の姿を目に焼き付ける。三浦は「(3年生は)どんどん走ってがむしゃらに刺さっていく。コンタクトの場面も絶対に前に行く。そこが学べて、これからにつなげられると思う」。
秋田工マインドを受け継ぎ、「(来年)絶対ここに戻ってくる。もっともっとみんなで強くなって先輩たちの8強の目標を絶対達成したい」と力を込めた。【村松万里子】