【スピードスケート】山田和哉が全日本選手権距離別1500m2連覇 股関節痛み抱えながら栄冠

距離別部門男子1500メートルで滑走する山田(撮影・石井翔太)

<スピードスケート全日本選手権>◇28日◇第2日◇距離別部門男子1500メートル◇帯広・明治北海道十勝オーバル

距離別部門男子1500メートルで山田和哉(22=高崎健康福祉大)が、1分46秒62をマークし、2連覇を達成した。300メートル通過タイムは24秒27と、23秒台の想定タイムに及ばなかったが、最終週で28秒89と巻き返した。「全然プラン通りにいかなかった。内容は良くなかったけど、2連覇でうれしい」とレースを振り返った。

9月ごろにバイクトレーニング中に股関節を負傷。来年1月に完治する見込みだが、痛みと付き合いながらのレースを強いられている。けがを抱えながら過ごすシーズンだが、今月のW杯第3戦ノルウェー・スタヴァンゲル大会では1000メートルと1500メートルでそれぞれ3位。初のW杯表彰台に上がった。「表彰台に上がれたので着実に力は付いてきたのかなと思います」と、手応えを感じているシーズン前半戦を総括した。

股関節のけがが完治した後に迎える高速リンクでのレースを見据え、ラップタイムにこだわって練習に取り組む。W杯第5戦は米ソルトレークシティーで24年1月26日に開幕。「ちょうどいいのかな」と、万全なコンディションで迎える高速リンクのレースで好タイムを目指す。「ラップが落ちにくいのが高速リンク。自分もそれに対応できるようにラップを出していきたい」とラップタイムを上げて上位を目指す。