【バドミントン】奥原希望、全日本総合6度目Vへ決勝進出「詰め将棋のように」粘りの攻め

全日本総合選手権女子シングルス準決勝 大堀と対戦した奥原(撮影・藤塚大輔)

<バドミントン:全日本総合選手権>◇第6日◇29日◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ◇女子シングルス準決勝

16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)女子シングルス銅メダリストで、21年東京五輪代表の奥原希望(28=太陽ホールディングス)が、2-1(21-16、20-22、21-13)で準決勝を突破した。

大堀彩(27=トナミ運輸)を下し、2年ぶり6度目の優勝へ王手をかけた。「2ゲーム目をとりきれず、すごく悔しいですが、うまくいかないところも楽しみながら試合ができた」とうなずいた。

第1ゲーム(G)を先取したものの、第2Gは中盤でリードしながら、20-18から4連続失点で落とした。

ただ、シャトルをコート後方に打ち込みながら、粘り強く攻めた。「1つ1つのストロークのクオリティーが徐々に詰め将棋のようになって、効果的に効いている」。26日に史上2人目の2階級での世界4団体王座統一を達成したボクシングの井上尚弥を引き合いに出し、「井上選手が言っていたように、ちり積も(ちりも積もれば山となる)でダメージを与えられたのかな」と手応えを得た。

現在の世界ランキングは日本勢3番手の26位。来夏のパリ五輪選考レースでは、出場圏外の日本勢3番手につけている。来年5月まで続く選考へ向けても、弾みをつけたい決勝。「勝って五輪レースへ戻れたら、また良い流れで来年スタートできる」と思い描いた。