【高校ラグビー】大阪桐蔭フッカー西野陽が大暴れ!4トライなど9トライで快勝発進

鹿児島実対大阪桐蔭 後半、大阪桐蔭WTB永井がトライ(撮影・前岡正明)

<全国高校ラグビー大会:大阪桐蔭57-7鹿児島実>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場

〈全国高校ラグビー大会:大阪桐蔭57-7鹿児島実〉◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場

地元大阪桐蔭がフッカー西野陽(3年)の大暴れで、鹿児島実に快勝した。

前半2分に鹿児島実に先制トライを奪われたが、同6分にゴール前のラックからロック中谷(なかや)陸人(3年)が中央にトライ。すぐさま振り出しに戻すと、西野劇場が始まった。

同14分、ゴール前の混戦から1本目のトライを決めると、同19分にはラインアウトからモールで押し込み、西野が再びトライ。2分後に3トライ目を決めると、前半33分には再びラインアウトからモールで押し込みトライ。前半だけで4トライを奪い、交代した。

西野は「モールでトライを取ったんですけど、僕は一番後ろでボールを置いただけ。FWのみんなの頑張りのおかげです」と感謝。168センチとFWで最も小柄だが、ウエートトレーニングや食事の量を増やし、1年で体重を6~7キロ増加させるなど、平均体重100.8キロのFW陣の1人として努力を重ねてきた。

トレードマークの五厘刈りの頭は中学生の頃から。「これが一番気持ちいいんで」と仲間にも勧めており、西野に倣うメンバーも。綾部正史監督からも「かわいいでしょ。卵みたいで」とかわいがられている。

綾部監督は西野のプレーについても「献身的によく走るし、彼がいないとFWがまとまらないくらいの感じ。サイズは少し小さいが体をしっかり当てられる。(体の)大きなFWたちも学ばないといけないところがある」と評価した。

大阪桐蔭は西野を含む4人を入れ替えた後半も4トライを加算。5大会ぶりの優勝に向け、危なげなく初戦を滑り出した。【阪口孝志】

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