<全国高校ラグビー大会:佐賀工31-16中部大春日丘>◇準々決勝◇3日◇大阪・花園ラグビー場
中部大春日丘はAシードの佐賀工相手に互角の試合に持ち込んだが、立ち上がりの失点が響き、初の4強進出はならなかった。
前半1分、佐賀工SH井上達木(3年)にトライを許すと、同6分にもWTB内田慎之甫(2年)にトライを奪われた。
それでも、FB加藤秀悟(1年)が2本のPGを決め、反撃開始。トライゲッターのWTB斎藤桜暉(3年)がけがで交代するアクシデントもあったが、後半14分にはラインアウトからモールで押し込み、最後はNO8浜浦幸太郎(3年)が突進。トライを奪った。後半は佐賀工を押し込む場面も多く見られ、終了間際にもロック中岡碧人(3年)が意地のトライを奪ったが、わずかに及ばなかった。
宮地真監督は「7分くらいで14失点。あれがなければずっとワンチャン(で追いつける)くらいだった。1本までだったらしょうがないけど、立て続けに2本というのは、こういう舞台を経験していかないとしょうがない。経験値の差ですかね」と悔やんだ。
昨年は3回戦で激突し、相手をノートライに抑えながらも9-8で敗れた。浜浦は「去年、悔しい思いをしたので、全員で『今回やってやろう』とは言っていたんですけど、ベスト4には1歩足りなかったです」。
フランカーの福田大和主将(3年)は「スタートのところでミスしてしまった。相手はそこをスコアまでつなげた。自分たちの足りないところだし、相手の勢いが勝っていた」と佐賀工をたたえた。主将として「俺についてこい」とチームを鼓舞したが、初の4強進出はならなかった。「春日丘の歴史を作れるのは後輩たち。自分たちが作れなかったのは悔しいが、その姿を見てチャレンジしてもらえれば」と後輩に夢を託した。【阪口孝志】