全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)が4日、東京体育館で開幕する。新潟県代表の女子、長岡商(2年ぶり11度目)は1回戦で純心女(48年ぶり8度目、長崎)と対戦する。双子の外山怜奈と杏奈(ともに3年)が全国舞台で有終の美を飾る。
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長岡商の「外山ツインズ」が最後の全国舞台で花を咲かせる。主将でセッターを務める妹杏奈と、ピンチサーバーとして流れを引き寄せる姉怜奈。2年前の春高を経験する2人は「目標は8強入り。(昨年の)インカレ16強を超えたい」と口をそろえた。
2人は小1から同じバレーの道を歩んできた。高校進学時も「曽根喜広監督(46)の下でバレーがしたい」という思いが一致し、長岡商の道を選んだ。2人そろって朝が苦手で、小さなことで言い合いになると笑うが、「怜奈はピンサーで入ってるけど、どのポジションでもプレーが出来る」と妹杏奈が言えば、姉怜奈も「杏奈は主将もやって責任感が強い。チームメートからも信頼されていてて、すごい」とバレーでは互いが実力を認め合う。
杏奈は新潟医療福祉大でバレーを続け、怜奈は県内の専門学校で鍼灸師(しんきゅうし)を目指すため、2人でのバレー生活はこの春高が最後になる。「2人で楽しんで、後悔のないように思いっきりプレーしたい」(姉怜奈)。「終わったあとに今までやってよかったねって言えるように」(妹杏奈)。ずっと一緒だった2人の時間を、より長くする。
◆外山怜奈、杏奈(とやま・れいな、あんな)2006年(平18)1月30日生まれ、長岡市出身。富曽亀小1年からクラブチームでバレーを始める。東北中3年時には2人そろって県選抜に選出。ともに161センチ。血液型はA型。