【高校ラグビー】桐蔭学園、アウェーの戦いに城央祐「FWでバチバチやる」準決勝で大阪桐蔭戦

準決勝の前日練習でジャッカル対策をする桐蔭学園フィフティーン(撮影・永田淳)

全国高校ラグビー大会で4強入りした桐蔭学園(神奈川)は4日、大阪市内のグラウンドで翌日に大阪桐蔭(大阪第2)と戦う準決勝に向けて調整した。

この日は約2時間のトレーニングを行い、フォーメーションを組んだメニューではディフェンス面の確認を行った。藤原秀之監督(55)は大阪桐蔭の印象について「速いバックスのファストアタックと、FWの突進」と話し、続けて「FWが動けるようになってるし、ワンサイズ、ツーサイズぐらいでかくなってるんじゃないかなと思ってます。スキルも高くなっている」と、春の選抜大会で勝利した相手の成長を警戒。練習の中では、ジャッカル対策をするメニューも組み入れられた。

3日の準々決勝では、東海大大阪仰星(大阪第3)に終盤苦しめられ、2トライを奪われた。藤原監督は「大阪の地で大阪のチームに勝つことの大変さがわかったと思う」と話し、またも大阪代表と戦う準決勝は、この経験をどう生かせるかが、決勝進出のポイントの1つになると見込んでいる。

主将でNO8の城央祐(3年)が「自分たちがいいプレーをしたとしても、(観衆は)沸かないけど、相手がいいプレーしたら、わーっとなる。無意識の中で、それがプレッシャーだったり、ストレスにつながってるんじゃないかと思います」と話し、大阪出身のSO萩井耀司(3年)も「アウェーっていう感じがすごい。残りの10分ぐらいは雰囲気にのまれてたと思います」と口にする花園の空気。想像を上回る“アウェー感”に警戒を強めた。

それでもチームとして一度経験できたことはポジティブに捉えており、城は「慣れてはないと思うけど、知ることができたのは良かった」と話した。

終盤にアウェーの雰囲気が強くなる前に、いかに自分たちが主導権を握ることができるか。城は「最初はとにかくFWでバチバチやって、走り勝つこと。フィットネスとコンタクトでは負けないっていうところにこだわってやりたい」と開始直後から積極的に戦うことを誓った。