【高校ラグビー】桐蔭学園SO萩井と東福岡FB隅田はともに大阪出身「代表で一緒にプレーしたい」

桐蔭学園対東福岡 前半、バックスにパスを出す桐蔭学園SO萩井(撮影・上田博志)

<全国高校ラグビー:桐蔭学園8-5東福岡>◇決勝◇7日◇大阪・花園ラグビー場

桐蔭学園(神奈川)が前年度覇者の東福岡との接戦を制し、春冬2冠を達成した。“東西横綱対決”と評された一戦、前半はWTB田中健想(3年)のトライなどでリード。しかし、後半に3点差まで追い上げられ、最後は自陣ゴール前まで攻め込まれたが、守り切って4度目の日本一に輝いた。前回大会で花園に来られなかった悔しさをバネに、今季15人制で全勝の強さを発揮し、頂点に立った。

    ◇    ◇    ◇

桐蔭学園SO萩井と東福岡FB隅田は、ともに大阪出身。小学生の頃から吹田RSでともにボールを追いかけた仲だ。

萩井は「日本一のスタンドオフになる」と宣言し、桐蔭学園の門をたたいた。前回大会は花園に出場できず悔しい思いをしただけに「大阪の地に帰って来れて優勝できてうれしい」と笑顔。送り出してくれた両親に「桐蔭に行かせてくれてありがとうっていうのと、有言実行したよって言いたい」と感謝した。

東福岡に進んだ隅田とは昨春の選抜大会などでも会話を交わし、「誠太郎が頑張ってるから俺も頑張れる」という存在。「負けたくはなかったし、花園の決勝の舞台でマッチアップしたいと思って誠太郎の前に立ってました」。中学時代と比べ「10倍レベルアップしてる」と評した東福岡のキーマンを封じた。

一方、隅田は「勝つビジョンで挑みましたけど、桐蔭学園さんが一枚上でした」。萩井との対決については「頼もしくなってた。試合中も何回も目が合った。楽しかった」とうれしそうに振り返った。

今春、萩井は明大、隅田は同大に進学する。2人は異口同音に「次のステージでも負けたくない。そして、各世代の代表に入って一緒にプレーしたい」。物語は続く。

【高校ラグビー】スコア速報はこちら