【卓球】平野美宇、女子複5回戦敗退も「ネットを挟んだ格闘技、の気持ちで」五輪懸かる単へ闘志

女子ダブルス5回戦、ポイントを奪われ悔しげな表情を見せる平野(左)、張本組(撮影・垰建太)

<卓球:全日本選手権>◇第4日◇25日◇東京体育館◇女子ダブルス5回戦

今大会初日を迎えた平野美宇(23=木下グループ)が、最初の種目は5回戦敗退となった。

張本美和(木下アカデミー)とのコンビで初戦の4回戦を突破。この日2戦目は麻生麗名、笹尾明日香組(日本生命)との対戦となり、2-3(10-12、10-12、11-2、11-7、10-12)で敗れた。

最終ゲームは8-6と主導権を握ったが、粘る相手に追い付かれ、最後は10-8から4連続失点で落とした。平野は「(張本との)ペア歴も浅いので、最初からエンジンをかけられなかったのが、最後の負けにつながってしまった。接戦でも、負けていても『最後は自分たちで勝つ』ことを意識して戦ったけれど、最後はちょっと迷ってしまって、1本2本の差で負けてしまったのは悔しいです」と振り返った。

26日にはシングルス初戦(4回戦)を迎え、今大会で終了となるパリ五輪シングルス代表選考レースの大一番となる。現時点で平野は上位2人の代表圏内となる2番手。3番手の伊藤美誠(スターツ)とは選考ポイントで34・5点差をつけ、優勝120点、準優勝100点などに設定された舞台に臨む。

4回戦は今大会のジュニア女子で準優勝に輝いた面手凜(岡山・山陽学園高)と対戦。ダブルス敗戦直後でありながらも「いい意味で技術にはかなり自信があるけれど、それに頼らず、それをどうやって発揮するかが大事。ネットを挟んだ格闘技、ぐらいの気持ちで戦いたい」と強い決意をにじませた。【松本航】

◆パリ五輪への道 最大3人が出場。日本は2月の世界選手権団体戦(釜山)8強で団体出場権(3枠=シングルス2枠含む)を得る。国内のシングルス代表選考レースは、今回の全日本選手権で終了。上位2人が「シングルスおよび団体戦代表候補予定選手」、残る1人の「団体戦代表候補予定選手」はシングルスで選出の2人とダブルスが組め、団体戦で活躍が期待できる選手となる。全日本は優勝120点、準優勝100点、4強80点、8強50点…などに設定されている。